科学者の芽 育成プログラム2008-2019
主催:埼玉大学 大学院理工学研究科 後援:埼玉県教育委員会/さいたま市教育委員会
★冬休み集中講座 [対象:ステップ2~3]
表示年度:

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2014/12/25 (木) 11:00~12:15  総合研究棟1階 シアター教室
吉浦 紀晃
(工学部情報システム工学)
情報 「コンピュータの中の論理的思考」(講義)
ロボットに東大入試を突破させるプロジェクトが進められています。そのためには様々な技術が必要ですが、その中でもコンピュータによる論理的思考は入試問題を解くために重要な役割を果たします。この講義では、コンピュータにおける論理的思考の基本的な仕組みをお話します。また、この基本的な仕組みを用いることで、一見難しい問題を解くためにコンピュータを利用することが簡単に行えることをお話しします。
2014/12/25 (木) 13:00~14:30  全学講義棟1号館4階 化学実験室
上野 啓司
(理学部基礎化学)
石川 良
(工学部機能材料工学)
化学 「塗るだけでできる太陽電池」(実験)
再生可能エネルギー源として注目されている太陽電池ですが,普及がすすんでいる結晶Si太陽電池はその作製に複雑な工程と多くのエネルギーが必要,という欠点があります。このセミナーでは,溶液を塗るだけでできる太陽電池を紹介し,実際に作ってみます。
2014/12/25 (木) 16:00~17:15  総合研究棟1階 シアター教室
岡本 和明
(教育学部理科教育講座)
地学 「日本列島で起こる地震の原因」(講義)
日本列島で起こる地震には、沈み込む海洋プレートが輸送する海水が関係していることが最近の私達の研究成果で分かってきました。私達が大好きな温泉も実は沈み込んだプレートから放出された高温水だって知っていましたか?最新の研究成果を出来る限り分かりやすく解説します。
2014/12/26 (金) 11:00~12:15  総合研究棟1階 シアター教室
小嶋 久祉
(理学部数学)
数学 「素数定理と双子素数」(講義)
素数が一定の区間にどのくらいあるかを近似する式が素数定理と呼ばれ、ガウスによって予想され、プサンとアダマールによって証明された。素数定理は数学界の最大の難問の一つのリーマン予想と関連します。合わせて、最近話題になった双子素数についてもお話しします。
(備考 自然対数の知識を仮定し、レベルの高い内容です。)
2014/12/26 (金) 13:00~14:15  総合研究棟1階 シアター教室
飛田和男
(理学部 物理学科)
物理 「統計物理学ーミクロとマクロをつなぐ」(講義)
我々が日常目にするマクロな系は1023 個ものミクロな要素(電子や原子など)から構成さ
れるにもかかわらず、その状態はいくつかのマクロの物理量(温度、圧力、体積、磁化な
ど)によって完全に記述されるように見える。また、相転移のように一つ一つの要素の従
う力学からは想像もできないような振る舞いを見せることがある。統計力学とは、ミクロ
な要素の従う力学に、統計的な手法を組み合わせてマクロな系の振る舞いを理解するため
の方法である。この方法は、統計的な手法に基づきながら、巨視的な量に関しては正確な
予言をすることができる。講義ではこの手法を簡単に紹介した後、相転移やそれに伴う対
称性の自発的破れについても触れたい。
2014/12/26 (金) 14:30~16:00  教育学部G棟1階 G109実習室
日比野 拓
(教育学部理科教育講座)
生物 「ウニの受精の観察」(実験)
バフンウニの受精や卵割の観察を通して生命の神秘を体験しよう。
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